IDS2009 お礼とご報告
今回で33回目を向かえるIDSケルンデンタルショーでしたが速報では、出展企業数は57カ国から1820社(4.5%増)、来場者は10万6000人(6.9%増)にも及び100年に一度といわれる世界的不況のさなか大盛況で幕をとじました。
今年度はドイツ国外からの出展企業の割合が65%を超え、前回から1割以上の海外からの出展者が増え、年々と国際色豊かなものとなってきてます。
来場者アンケートでは80%の来場者がIDSを『非常に評価している』との評価だったとの報告がありました。
この混沌とした経済状態の真っ只中で、これだけの注目を集める展示会は珍しいのではないでしょうか。前回2007年と今回のIDSを経験して歯科業界においてもここ数年でドラスティックな変革が起きていることを明確に感じます。
主だったテーマとしては『歯科医療のデジタル化とネットワーク化』。
医院内、ラボ内のデジタル化、また医院とラボを結ぶ相互のネットワーク化が確実に進んでいくことを目の当たりにしました。双方をうまく取り入れることによって、人の手が担う分野をアシストし生産効率と技術精度の向上を図ることが今後の組織経営において大きく差がつくところではないかと感じました。
ラボラトリー経営においても、歯科医院経営においても押し寄せる多くの情報の中から、自らの経営(診療)理念に基づき迅速な経営判断を余儀なくされる難しい時代に入ってきたなぁと身にしみて感じる日々です。
初の出展ということで、本当に様々な体験をしたIDS2009でしたが無事に終わり帰国しましたことをご報告申し上げます。
ご協力いただいた皆様、暖かい励ましの言葉をいただきました日本の企業の皆様本当にありがとうございました。
慣れない海外出展で不安な中、なによりもうれしく思いました。
我らがBossと女性3人での大冒険になったわけですが、『侍魂』というお言葉をいただき大変うれしく思います。
日本のすばらしい技術と勤勉さが世界でもっともっと評価されるべく今後も精進していく所存です。
この後はスタッフのIDSレポートでケルンでの様子をぜひお楽しみください。
お礼とご報告まで。
㈱ベルザ 福岡智子